たばちゃんの正体
2007年 05月 01日
ああ まいっちんぐ
たばうぬが5年かけて築いてきたたばうぬ王国が崩壊しようとしている
今まですべてのことをたばうぬにとって都合の良い方向へ運んできたわ。
でも日曜日に見事に見抜かれてしまったの。
そうよ。ドッグトレーナーのRさんによ!
Rさんによるとたばうぬは次のようなわんこであるという。
いやん
演技派?そんなことなくてよ。
(これは前回のトレーナーさんに言われてからわかっていた)
だって・・・・・
そうでない人なんて、きっとこの世にはいないわ
(誰が見てもこれは間違いない)
そんな・・・・
たばうぬはただお母さんが大好きなだけ・・・
(調子のいいわんこだとは思っていた)
だって愛が感じられないのですもの・・・・
いつだってたばうぬは愛を探しているの
(母と一緒の昼間は実に大人しいらしい。ちよぽんときんちゃんが帰ってくるとはしゃぐのは、単なるでしゃばりなのだとと思っていた)
だって、たばうぬは本当にかわいいから・・・
かわいいって罪なことなのね
(可愛がってくれるだけで嫌なことは要求しない祖父母のような存在が大好きらしい。異常ではないかと思うくらいの盛り上がり方。大好きなおばちゃんが遠くに見えただけで盛り上がり始める。匍匐前進で喜びをからだいっぱいに表す。今考えるとこれも演技なのか?)
だって本当にかわいいから・・・・
(他人に叱られるとものすごく居心地が悪いらしい。Rさんの顔を見ないようにしている)
だって、子どもはいきなりキャーとかピーとか・・・・
遠慮がないから苦手なのよ
(穢れなき心でたばうぬの本性を見透かすこどもが苦手らしい)
わかったわよ 従うわよ
そんなにたばうぬをいぢめなくてもいいじゃない・・・・
(何度注意されても懲りない。学ばない。できないとクネクネしてごまかす)
いっぽう、ぼくは・・・・・・
ぼくは生後2か月からたばねえちゃんに鍛えられてきたからね。
たばねえちゃんのご機嫌を損ねるとぼくの死活問題だもの。
(モコスったら、人知れずそんな苦労を・・・・)
たばねえちゃんはいつも心が不安定だよ。
だからぼくが守ってあげないといけないの。
(いいのよ。あなたは熊だから。大きな肉球は焦げついたお鍋洗いくらいしか役に立たないわ)
哀しいけど事実だよ。
ぼくが安心して暮らせる環境ではないの。
ぼくはいつもビビりながら暮らしているの。
だから食べものもゆっくり味わえないの。
(飼い主を信頼していない。これはショックでした。モコスを充分に甘えさせてあげていなかったようです。たしかにからだの一部に触れていれば安心できるような素振りは見せていました。寝ているときもどこかが触っていれば安心なようです。甘えさせてあげるわ、モコス!)
でもね、本当のしあわせを探してがんばるぼくだよ。
ねえ、しあわせってどんなもの?
賞味期限はあるの?
何色をしているの?
どんな形をしているのかな?
誰かぼくに教えてね。
バカね、モコス。
愛としあわせは和牛とマグロに例えられると何度も言ったでしょ。
幸福度が高いほどマグロはお腹に近い部分をいただけるのよ。
ええ、そうね。通は赤味を好むとも言うわ。
それはもうすでに極上の大トロ=しあわせを充分に味わった通が言っていることなの。
あなたマグロフォーラムのメンバーなのだから、それくらいのことわかっていると思っていたわ。たばうぬがっかりよ。
だって だって・・・
マグロはめったに食べられないから、ぼくにはわからないよ
くすん くすん 不幸なぼくだよ ぼく・・・・
たばねえちゃんだって、飛騨牛をいただいたのはこの間の旅行が初めてだったくせに・・・
違いのわかる艶女たばうぬには、一度食せばすべてのことがわかるのよ。
だまっていなさい。
それにしても、たばうぬ至上主義だけは曲げられないわ。
ここは素直に従うふりをしておくほうが得策ね。
仕方ないわよ。飼い主が甘やかしたからいけないのよ。
たばうぬは悪くないもの。ふんっだ!
今までたばちゃんとモコスはきっとこうだろう~と思って続けてきたブログの通りの姉弟関係でした。
そしてもうひとつ、ずっと思ってきたことですが、たばちゃんはちよぽんの性格そのものです。
いつも自分の性格をもとにブログを書いています。(いえ、たばちゃんが語っているのです)
犬は飼い主の心を映す鏡らしいです。(いえ、これはたばちゃんの心なのです)
我が家だけでしょうか?(だからたばちゃんの性格をもとに!)
たばちゃんを甘やかしたのは、腹膜炎の手術から無事生還したのがきっかけだったと思います。
あれで調子ノリノリたばうぬにしてしまいました。
by tabith
| 2007-05-01 15:18
| 鹿と熊