ぷぅたん小さくなって帰宅です

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昨日の午後、ぷぅたんがお骨になってお家に帰ってきました。

朝10時に最後のお別れだったので、少し早めに家を出て、いつものお散歩コースで、お友達わんこのお家を巡り、姉妹のリディちゃんとも最後のお別れができました。朝早かったにもかかわらず、リディちゃんのパパとママも泣きながらお別れしてくださいました。
ぷぅたんと初めて出会ったペットショップは、今は居酒屋さんになってしまいましたが「ここで会ったんだよね」ってぷぅたんに見せてあげました。

ぷぅたんと出会ったのは、偶然でした。
寒くなりかけてきた頃、ホットカーペットを買うために主人とわたくしは横浜の金沢文庫へ出かけました。1994年10月8日か9日のことです。
帰りに「ゴールデンレトリバー仔犬います」という表示に目を惹かれ、ガラスに書いてある電話番号に、お店の反対側にある電話ボックスから電話をしました。
本当は定休日だったのですが、たまたま店員さんがひとりいたため、店を開けてくれました。
そこにいたのが、お耳が長くてとてもかわいいぷぅたんと、ぷぅたんのきょうだいリックスでした。リックスは男の子だったので、ぷぅたんを我が家に迎えることにしたのです。
うめぽんのお嫁さんとして、翌週の平日、わたくしがお迎えに行き、ぷぅたんは我が家へやってきました。
しょっぱなからぷぅたんは車の中でケロッピでした。
ぷぅたんが我が家へ来て、うめぽんと初めてご対面した時の様子はビデオに残っています。

ぷぅたんは生まれも横浜市金沢区です。浜っ子なのです。
日曜日、最後のお別れの後、荼毘に付されたのも生まれ故郷の横浜市金沢区でした。
少し歩くと八景島が見える工業地帯にある斎場です。
待ち時間の間、うめぽんとタバーヌさんはお散歩しました。
何だかとっても妙な組み合わせです。うめぽんとタバーヌ・・・・
居るのか居ないのかわからない程、大人しいぷぅたんでしたが、やっぱり居ないと変なのです。
やっぱりぷぅたんの存在ってすごく大きかったのだと改めて感じました。
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きれいな姿のまま送ってあげたかったのですが、ぷぅたんの金色の被毛と爪を手元に残すことにしました。ジョキジョキ切っちゃってごめんね。
ぷぅたんが寂しくないように、前日お別れに来てくれた従弟のしんごくんと彼女のさやちゃん、きんちゃん、わたくし、母、うめぽん、タバーヌ、ゴーゴー、ミックの全員で撮った写真と、いつもタバーヌにとられちゃったけど、大好きだったアヒルさんのおもちゃと一緒に荼毘に付しました。

ちょうど12時頃、ぷぅたんがお骨になったのと同時に、不思議なことに雪が降ってきました。
「もうすぐですよ」と言われて「あ、雪が降ってきた」と気づいて、すぐに「お待たせしました」と声がかかりました。
ぷぅたん1月21日は雪遊びができてよかったね。寒がりなくせに、雪は大好きだったの?

お骨になったぷぅたんを見て変ですが、「これがぷぅたんなのね」って感じました。
不思議ですが、お骨の状態で見ても、やっぱりそれはぷぅたんだと感じられたのです。

骨壷に入って小さくなったぷぅたんを受け取った時、気持ちが落ち着いたように思えました。
車の中でぷぅたんとお話ししながら、家に帰ってきました。

家に着いてしばらくすると、リディちゃんのパパとママがお花を持って来てくださいました。
お線香をあげていただき、タバーヌと遊んで、励ましてくださいました。

そして、夜にはご近所の長老ゴールデン・ベスちゃんのママが、リディちゃんのママから聞いたとのことで尋ねて来てくださいました。「聞いたら居ても立ってもいられなくて・・・」と。
ベスちゃんからのメッセージも添えてくれました。「プリちゃん、星になったかナ」というメッセージでした。
ベスちゃんはご近所ゴルの中ではいちばんおねえさんで、つい先日14歳になったそうです。
ベスママの気持ちはわかりました。いつ自分にもこんな日が来てもおかしくない、という不安をお持ちで、心配して尋ねてくださったのでしょう。
本当に嬉しかったです。

ぷぅたんのお骨は半年ほど一緒に過ごし、8月のお盆の頃に納骨したいと思います。

寂しさはこれからやってくると思います。
しばらくは、うじうじしていると思いますが、うめぽんとタバーヌも励ましてくれることでしょう。

ご心配いただいたみなさまには、本当に感謝しております。
メッセージを送ってくださったり、お電話をいただいたり、お花を送っていただいたり、Blogを通じてこんなに素晴らしい方々と知り合えたことに感謝すると同時に、このBlogを始めて、本当によかったと思っています。
本当にありがとうございます。

「ふわふわのくに」ってご覧になったことがありますか?
わたくしは、ミックが「トラちゃん」という慢性腎不全で天国へ旅立った同じ茶トラの猫ちゃんの生まれ変わりと、勝手に信じているのですが、そのトラちゃんの飼い主さんに教えていただいたサイトです。
主人公は猫ちゃんですが、どんな動物も人間も同じようにきっとまた会えると信じています。
よろしかったらご覧になってみてください。ちょっとだけど、寂しさを乗り越えられそうな気持ちになれます。

                        「ふわふわのくに
by tabith | 2006-02-13 20:50 | いぬ

ゴールデンレトリバーのタバサが語る日々の出来事


by ちよぽん